和菓子はきものと同じ日本には欠かす事の出来ない素晴らしい文化です。
善光寺の門前に有る創業80年の老舗“喜世栄”さんを訪問してきました。
ショーケースには季節限定“若鮎”“みなづき”を始め、
食べてしまったらもったいない様な和菓子が並んでいます。
この店の名物“若ごろも”は上皇様も召しあがられたとの事です。
“みなづき”はウイロウに似た食感で上に小豆がのっています。
形は△(三角形)をしていますが、四角の半分の形という事です。
1年の半分、6月30日に食べる事により、
残りの半年も健康で過ごせます様にという願いが込められている、夏のお菓子です。
特別に今の花“あじさい”の花づくりを体験させて頂きました。
花びらになる生地を手で延ばし、網目の有る道具で漉して花びらを作ります。
丸く形どったあんの上にその花びらを少しずつのせて完成です。
見ているよりズーっと難しく思う様な“あじさい”にはなりまぜん。
形は別として…思わず“ニッコリ”美味しかったです。
ちなみに、6月16日は和菓子の日なのです。
材料の小豆、いんげん豆にはポリフェノールがたくさん含まれているとの事です。
安心してこれからも和菓子、頂けます!
【着物レッスンコーナー】
夏のきもの着こなしのワンポイント
●下着は汗取りの効果も含めしっかり着ます。
きものから下着が透けにくい「居敷当」をつけた仕立も有ります。
●暑いからといって、衣紋は抜き過ぎず、衿合わせはゆっくりになり過ぎない様に
おはしょりはシャープにスッキリ
●ビーズの半衿は、肌にヒンヤリ、汗も付きにくく便利(礼装着には使用しないでください)
帯止め・帯飾り等で季節を表すのもお勧め
バックは洋服の物でも大丈夫。
藤製品等、重苦しくない涼やかに見えるタイプがお勧め!