前結びきもの学院信越本部

教室ブログ

あんずの花

2019年04月21日

更埴地区といえば、あんずの里で知られています。

あんずの花が一斉に開く頃は、一面のピンク色に染まり、

ピンクのじゅうたんの様に見えると言われています。

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この地であんず染めの絵絣で、

きものを製作されている窪田先生の工房を尋ねました。

 

工房はあんずを始め様々な春の花が咲き出した自然の中に構えられていました。

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あんずの花が好きでこの地に移られたとの事です。

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あんず染めは、あんずの樹をくだき、煮出して、染料にされますが、

先生ご自身ではあんずの枝や樹を切った事はなく、

地域の方が切り落とした樹を運んできてくださる様です。

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色についてお聞きしたところ、

“自分で色は作ろうとはしません。それぞれのあんずの樹が出す色を大事にします”

とても心に残る言葉でした!

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本当にあんずが好きで一緒になって作品を生み出されている事が伝わってきました。

作品には少年の様な気持ちを持ち続けていられる先生の生き方が描かれている様で

ほのぼのとした気持ちにさせられます。

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工房を後に、一番あんずの多い”森”地区に向かいました。

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風がとても強い日でしたが、思う存分、春とあんずの花を楽しんできました。

自然から頂くパワーが大好きです。

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土人形との出会い

2019年03月21日

夕方からは雪が降りそうな天気予報でしたが
昼間は春の気配をアチコチに感じる事の出来る爽やかな日でした。

向かったのは、土人形の里、中野市。日本土人形館。

“資料館の入口ではおおきな福助が出迎えてくれました。”
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土人形は古くから日本各地で生活に根付き、
格言、教訓、信仰等を伝え、子供の頃から日本人としての心の形成に
大きな役割を果たしてきた様です。

中野土人形は歴史がとても古く、
奈良家の『中野人形』は6代目の由紀夫さんが受け継がれています。

6代目はとても素朴な方で
やはりその人の気持ちが人形に表れるのですね。

同じ型でも作者により表情が全く違います。下の画像は
左が6代目 由紀夫さん作、右は5代目 久雄さん作です。
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“左は6代目 由紀夫さん作。、右は5代目 久雄さん作。”
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“一目で気に入ってしまった人形、まんじゅう喰い。”

おとうさん、おかあさん どっちが好きと

聞かれて困ってしまっている子供の様子を

同じまんじゅうで比べる事なんか出来ない。

そんな思いで作られた人形だそうです。

“だいり様のきものの桜の花びらを描くのが一番大変だったと
聞いて見入ってしまいました。”
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色々な土人形に心も”ホッコリ”
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全国の人形も展示されているので、地域により人形の
雰囲気の違いを見る事が出来ました。

“館内では土人形の絵付け体験も出来ます。”
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ねずみを絵付けすることにしました。
(私の干支ではないのですが・・・)

思った以上に難しく、思う様に筆が動いてくれません。

出来上がりました。”美形なねずみでしょ!”
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3月末にはひな市が開催され、
人形の展示即売会が行われるとの事ですが、
とても人気が高く、抽選にて、求める事ができる様です。

1つは手元に置きたくなりました。

素晴しい 水引工芸

2019年02月25日

“心を結ぶ風習”として生活に定着している水引。

水引といえば飯田。飯田の水引会館 せきじまに行ってきました。

 

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正面に飾られている龍の工芸品を拡大で。

 

何故飯田・・・?とても気になっていました。
飯田の良質な水と温暖な気候により製紙業が盛んで、
紙と共に生産されていた髪を束ねる元結が水引の原点との事です。

 

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貴乃花・若乃花が実際に使用した元結と、
お二人の使用したまわしを水引で製作したもの。

 

金封紙や贈答品に結ばれる水引は良く見ることができますが・・・
今回は驚くばかり、見事な水引芸術を見ることができ感動の連続でした。
“スゴイ”の一言です。
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皇太子御成婚のお祝いに贈られたもの

 

 

 

 

 

 

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水引で作られたブーケ。
いつもは手に取ることはできません。

“特別”に!

 

 

 

 

 

 

 

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花咲かじいさんとこの見事なひな壇も水引で作られています。

 

身につけるものとしてブローチ・髪飾り・帯留・ストラップ等、
多種の小物も作られていました。私も体験しました。

 

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ゆっくり丁寧に指導してくれました。根付の出来上がり。

 

どうやってこの編み方が生み出されてきたのか・・・?
簡単に水引芸術といえないと思ってしまいました。

末永く伝えられて欲しいと心から思います。

 

風情ある柳町 街歩き

2018年12月22日

長野では雪が舞う寒い朝でしたが、
上田の北国街道 柳町に着いたときには日も照り良い天気になっていました。

 

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この一角は、
時代を思い起こす風情ある通りで、
撮影にも何回か使われているようです。

今回はこの通りのお店におじゃましました。

 

 

 

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天然酵母のパンが売り物のルヴァンさん。店は赴きある古民家。
いい香りと美味しそうなパンが迎えてくれます。

美味しそうではなく、なんともいえない美味しさ。
そして硬さも絶妙。

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量り売りで買うことができるので、
思わずいっぱい買ってしまいました。

 

 

 

 

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おじゃました日までの限定品

 

 

 

 

 

353年続いている(スゴイ!)岡崎酒造さん。

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素敵な女性が杜氏さん。
試飲しただけですっかり亀齢ファンになってしまいました。
看板商品の「亀齢(きれい)」は金賞受賞ということで、
引っ掛かりの無いスッキリしたお酒です。

想像以上にお酒を仕込む樽が大きくビックリしました。
この樽は見せる為に下を改造してあります。

 

 

ノスタルジックな雰囲気の花園さんでは水引工芸の髪飾りを注文してきました。
出来上がったら皆さんにお披露目します。
楽しみにしていてください。

 

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和服での散策は
一層ピッタリくるものがありました。

 

 

 

ワクワク♪展示会

2018年09月20日

今回の“ずくだして、きものごよみ”は呉服の展示会場をご案内しました。

秋の祭典 心意気展・・・どんな心意気が見られるのか、心ワクワクです。

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相棒のレポーターさんは展示会初めて。ということで興味津々。

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目についた反物で着物のように着装してもらいました。
瞬時にきものを着ているかのように出来上がり、驚きと感動でした。
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会場には、約1,000点の着物と帯が展示されているとの事。
どれを見ても魅力的なものばかりで目はキョロキョロ。

 

“竹取物語”のコーナーでは、とてもこだわった帯に出会いました。
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帯の図柄はかぐや姫のおすべらかしの模様。

顔はこの帯を結ばれますご本人ということでアイデアに“スゴイ”の一言。
また、竹の節はその人の日々の積み重ねを節にということで、本当にそうだと思いました。
この帯のお姫様になりたかったです。

 

 

 

 

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かぐや姫に求婚した5人の殿方

 

 

 

 

 

 

 

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“念珠のマナー講座”を設けた珍しいコーナーもありました。
一言に、念珠といっても実は奥が深いです。
私はお守りとしていつもバッグに入れています。

 

 

 

コーナーでお話を聞いていると、身につけたい作品ばかりで時間の経つのが早い事。
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楽しみながら学ぶ事ができるので、展示会は大好きです。

 

 

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今日の私の帯はいかがですか?
2020年のオリンピックにちなんで
トンちゃんの床運動です。
前の柄はエンブレムでデザインしています。
今気に入っている帯の1つです。

 

 

 

 

 

日本の夏ならでは…

2018年07月30日

夏といえば浴衣。

今年も“あじさいの似合う浴衣コンテスト”が飯綱高原の天狗の館で行われました。

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辺り一面、あじさいがコンテストを盛り上げていました。

 

この暑さを避けて、会場が館内に設けられました。

 

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ステージの前にきもの所作講座。
熱心に練習されました。

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前日の夜、ネットで着方を見てご主人と一緒に当日着付をしたという方。
事前にちょっとだけ手直しを。

 

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観客の皆さんがゆっくりご覧頂く中、
エントリーされた方々はその中の花道を通ってステージへ。

 

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快適な中での審査です。

 

お1人ずつ想いのこもった浴衣でご自分をしっかりアピールされ、皆さん本当に素敵でした。

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やはり浴衣はいいですね。
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各地の花火大会、夏祭り、
今年こそ浴衣で思う存分楽しみませんか…。

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信州の素敵な別所へ

2018年07月06日

信州の鎌倉とも言われる別所温泉に“ずくだせテレビ”の取材で行ってきました。

その日は朝からしっとりした小雨が…
なんともいえない雰囲気をつくり出してくれました。

 

ちょっと素敵な傘の扱い方をお教えし、先ずは北向観音堂へ。

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北向観音堂は長野の善光寺と向かい合って北向きに建てられています。

善光寺では「未来往生」を北向観音では「現世利益」を
この両方に参詣し祈願してこそ意味があるとされています。
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心静かに御燈明を供え、祈願してきました。

 

 

 

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時を忘れて小雨に息づく樹々を見入っていました。

 

 

 

 

観音堂の入り口に多くの方に知られている愛染カツラの樹があります。
葉がハート型をしていると聞きました。
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有名な愛染カツラはこの場所です。

 

 

 

 

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ハート型をしているといわれています。

 

 

 

 

 

 

次に向かったのが前山寺です。

石段を登ると目の前に、重要無形文化財の三重塔。

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その尊厳な姿に
歴史の重さを感じてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 
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ここでは名物の“くるみおはぎ”を。

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普通のおはぎと形が違うので“エッ”と思ってしまいましたが、この味は忘れられません。
わざわざ来ても充分価値はあります。

自分で普段作ろうと思ってもなかなか作ることができない、
心癒されたひとときでした。

 

高橋まゆみ人形館をたずねて

2018年04月26日

 

今年の桜は、いつも以上に驚かされたりハラハラしたり、一時は挨拶といえば桜の話題が…。

飯山にある、高橋まゆみ人形館を訪れた時、まさかの満開の桜に出会い、なぜかホッとしました。

 

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高橋まゆみ先生の人形にはずーっと以前から大ファンで、
今までなかなか人形館に行くことが出来ず朝からワクワクしていました。

 

 

 

 

 

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なんともいえないこの表情で、
おじいちゃん、おばあちゃんが出迎えてくれました。

 

 

 

 

 

 

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どの人形を見ても、良くここまでと思えるしぐさや表情には感動の連続で、どうしてここまで捉える事が出来ているのか…見入ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

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このミニチュア新聞は今の時期の人形記念館の記念に作られたもので、ルーペで見ると人形のステージに使われている小物の事など細かく記されていてびっくりしました。

 

 

 

 

 

 

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是非、また伺いたいと思っています。

 

 

 

 

 

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高橋先生と一緒に。

繭玉で可愛い置き物づくり

2018年03月25日

今日の和み塾は繭で今年の干支である犬の置き物を作りました。

 

岡谷の蚕糸博物館の方に指導していただきました。

あらかじめ、繭を一部カットしてお持ちいただきましたが
細かい作業で意外と時間も掛かってしまいました。

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二匹の犬のキット

 

 

 

 

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繭を切ってそのサナギを
出してから胴になります。

 

 

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口を描くのも、
表面がザラザラしているのでちょっと大変。

 

 

 

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皆さん真剣に取り組んでいました。

 

 

順に出来るにつれ、あまりの可愛さに思わず声も弾んで・・・。
楽しいひと時でした。

 

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こんなに可愛い置物の出来上がり。

 

 

 

 
同じキットを使用し、同じ手順で作っているのに表情や動きがそれぞれで、
“スヌーピーに似ている”、“誰々に似ている”、“りりしい”等々…。

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愛着を感じる二匹の犬が出来上がりました。
毎年1つづつ作って、干支の置き物が揃えば凄いですね!

 

 

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終わったあとは一息・・・。
甘いものの美味しかったこと。

 

 

 

久しぶりの街歩き

2018年03月05日

昔の北国街道、小諸宿でのひな祭りに行ってきました。

 

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とても寒い日で肌はピリピリ。
足元に使っているホッカイロもなんのその…。

 

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各店のウィンドウや店内に飾られた雛人形や吊るし雛、中には江戸時代のものもあり、
なんとも言えぬ趣に見入ってしまいました。

 

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それぞれの時代を反映した雛人形のお顔。
その時代の美男美女だったのでしょうね。

 

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小学生が作った内裏雛。表情豊かでとても良かったです。

 

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思わず、
“わー!スゴイ!!”

 

 

 

 

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こんなにきれいな吊るし雛の金魚。
こんな風に優雅に育って欲しいという
両親の想い…。わかります。

 

 

 

 

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“小諸宿の花”
教えていただきました。

 

 

 

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いくつか合わせて
こんな素敵なぼんぼりに。

 

 

 

 

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何百年も経って、今尚私たちにその姿を見せてくださる。
“スゴイ”の一言ですが大事にしていきたい文化だと思います。

 

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自宅に戻り早々に、
我が家の季節のコーナーを雛人形に変えました。
やはり嬉しいものです。年齢は関係ないですね。

買ってきたとても小さな雛人形。

 

 

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